VRChatで個展を開く(その3・運営と来場者の記録その2)

「1%の仮想」第二回開催も無事(?)終了しました。

この記事ではこの第二回開催分を合わせた統計データをまとめておきます。

全般的な解析結果は前の記事で。

 

来場方法の変更について

第二回では以下の3つの方法のいずれかで来場できるようにしていました。

  1. 私にJoinする
  2. このブログ上のウェブポータルからJoinする
  3. 会場内のフレンドにJoinする

第一回では1.の方法で私が人力インスタンスビーコンとなって会場間を駆けずり回っていたわけですが、単純に体力が持たないのと一部作品についてサーバエラー時の例外処理を実装したので私が直接管理しないインスタンスとして2.を用意しました。

2.については坪倉さんのツール等で生成したPublic1インスタンスへのジャンプURLをウェブ上に公開しておけば機能します。今回はVRC_Panoramaで表示する用のVRCAPIを使ったインスタンス一覧画像(前回の記事参照)にusemapでジャンプURLを上乗せしていました。

来場者の分布(「距離のリアル」改)

GeoLite2を使用して来場者の位置を可視化しました2

日本が点だらけなのは当たり前ですが、アメリカとかヨーロッパからも結構アクセスがありました。一方で(プレイ)人口が多そうな中国はそこまで点が多いわけではありませんでした3

日本列島はこんな感じです4

国別の人数はこんな感じです。この結果は個人的には結構衝撃的で、「日本語以外では一切広報活動を行っていないイベントにもかかわらず来場者の1/3が非日本語圏」でした。VRChatでイベントを行う際はやはりワールド内に英語で一文でもイベントの趣旨を説明しておいたほうがいいと思います……

ちなみに「1%の仮想」では「説明文は日本語でしか書いてないからすまんやで」みたいな言い訳は一応書いておきました。

来場者の推移

1日目(上)、2日目(下)の来場者の推移です。色付きの部分はFriends+のインスタンス(私からJoinできる)、灰色の部分はウェブポータルインスタンス(y23586.netからのみJoinできる)です。

この結果を見ると、インスタンスへのURLをネットに貼り付けておく手法でも案外受け入れられるようです。特に数百人単位の人がウェブポータル経由で入場しているということは「スタッフの乱発的なフレンド承認作業が数百人分減る」ということなので、イベンターの方々にも是非検討してもらいたいと思います5

 

  1. 今回はワールド自体がPublic化されていないので、実質的にFriends+と同じ
  2. 原理上、来場者の正確な位置を100%特定できるわけではありませんし、私はIPアドレスと来場者のVRChat IDを紐付けることはできません。念のため
  3. Steam・VRChatがブロックされているとか、GeoLite2の会社が中国のネットワーク情報を把握しきれないとか、理由はいろいろありそうですが……
  4. まあこれは日本人全体からランダムサンプリングしてもこういう分布になると思うので無意味なグラフではあります……
  5. 前回の記事の結果より来場者の半分くらいはフレンドに対してJoinしているので、「数百人」というのは適当な推定ですが……