今月見たもの・遊んだもの(2024/3)
2024年3月30日
最近みた作品の感想を簡単に書くやつです。すべてにおいてネタバレがあります。
書いたものを自分で読み返してみると、この人「よかった」しか書いてない……
ジョン・ウィック:コンセクエンス
- スーツの防弾性能と落下耐性がインフレすぎててほんのちょっと被弾しても別にOKでしょとか、観光名所のド真ん前で普通に決闘とかしちゃってて問題ないのかとか、突っ込みどころが数割増しあったけど、シリーズとしてはちゃんと締めてくれていてよかった。犬と報いで始まって犬と報いで終わる。
- いや「やっぱり次回作出ます」って言われても何も驚きはない。もし次回作にも出てくるなら薬指くらいは自己再生してそう。
- 序盤の大阪のシーン、「日本人が考える『外国人が考える似非日本』」を100点満点でやってくれいてよい。もうそういうの専門のデザイナーさんいるでしょ。
- 本作で頻出する、ジャケットで顔を隠す仕草、あれ本当に防弾効果あるんか?
VRおじさんの初恋(原作)
- 評判からして絶対によい作品であることはわかっていたけれど、でも読んでしまうと拙作が多大に影響されてしまうと思ったので封印していたもの1。でも最近ドラマもやっているそうだしさすがにネタ被りしていたらまずいよね、ということで読んだ。よかった……
- どう感想を書こうとしても拙作の自分語りにシフトしていってしまいそうなので、「よかった」としか書けない。よかった。あとネタの中核部分も被ってなかった。それもよかった。
恋より青く(2)
- 「無言かつ無表情の女の子のコマがすごい多い」というのが独特で、行間を想像するのがたのしい。なんだかんだ普通の漫画よりも長く時間かけて(にこにこしながら)読んでる気がする。
- この作品をめちゃくちゃおおざっぱにジャンル分類すると「百合」になると思うけど、でも具体的には形容しがたいこの繊細な関係が最後の思わせぶりな前振りに連発でどう変化していくのか気になりますね。
ささやくように恋を唄う(9)
- 私は電子書籍派なのですが、この巻だけはぜひタブレットを縦置きにして読んでもらいたいと思いました。具体的には、43話の90ページ前後を。
- 来月からはじまるアニメの範囲がとても気になる。いい感じに話がひと段落つく箇所が原作3巻と9巻になると思うんだけど、アニメのキャラクター紹介から考えると9巻まで早足でやるんだろうか?3~9巻の途中で切っちゃうとめちゃくちゃ後味悪い感じになっちゃいそうなので手腕に期待したいところ。
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)(原作1~6、漫画版1~6)
- ライトな感じのノベルは普段ほとんど読まない(せいぜいあだしまくらい)んだけれど、ささこいの先生がイラスト(原作)およびキャラクターデザイン(漫画版)をされているということで読んだ。よかった……。食わず嫌いはするものではない。
- 原作4巻の展開がかな~り賛否両論ありそうな展開で、という作者もあとがきでそう書いているけど、でも「紫陽花さんを負けヒロインにすることは許されない」という点では書く側読む側登場人物全員で意見が一致するところだとは思うので、私は賛を推したい。紫陽花さんしか勝たん。
- 原作のあとがきであとがき自体にその巻のネタバレ要素がないことを強調する趣旨のことが毎巻書いてあって、どういうことや、ラノベ特有の様式なのか?と思ってググってみたら、「あとがきを先に読む人もいるから」らしい。完全に知らん文化だった。
- 私は「作品は作者の一部ではないが、作者は作品の一部である」派なので、あとがきみたいなところで盛大に自分の作品語りしてくれるのは個人的にとてもうれしい。100ページ書くような奇行まではしなくてもいいと思いますが……
ご注文はうさぎですか?(12)
- 前巻で日常系とは思えないあまりにも不可逆なエピソードがあったからどうなるのかと思ったけど、日常はこうして続いていくんやなぁ……
- 同様の理由で、PSFを作ってた時もControlを数年間封印してた。