今月見たもの・遊んだもの(2024/1)
2024年1月30日
今年も始まったということでなにか新しいことをしたいなぁと思ったので、最近みた作品の感想を簡単に書いてみることにしました。いやTwitterに書けばいいじゃんという話なんですけど、検索性とか分量とか考えるとブログにまとめといたほうが(数年後とかに自分で見返して赤面したりするのに)便利かと思って。
核心に迫ることは書いてないと思いますが、いうまでもなく、ネタバレ注意です。
The Talos Principle 2
- (まだ終盤をプレイ中で、クリアしてない。)
- 天の声にやいのやいの言われながら
キューブ六面体とかそれを置く赤いボタンとかレーザーとかプレイヤーだけが通過できるフィールドとかが配置してある等身大のパズルを解いてく一人称視点3Dパズル、の続編。 - しかも今作では、美しい風景をたたえた島に点在する区画の特定のギミックに特化したパズル群を解いていくことでビーム照射装置を起動させ、中央の建物に集めることで話が進んでいく。ビーム大事ですよね。
- 前作「The Talos Principle」が某ータルから某ータルガンを引いて神話・哲学・実存についての問いを足したノリのやつだとすると1、今作は某ータル2から某ータルガンを引いて神話・哲学・実存についての問いを足したノリのやつになっていて、だいぶ雰囲気がマイルドになってる。自分はどっちもすき。
- 前作あんなにクソ熱い綺麗なクライマックスを迎えたのに今作では人類としてなにをすればいいの?というか、前作のプレイヤーってこんなんだったっけ?というのがストーリーの主題になっており、続編としてまっとうに進化してるなぁという感想。
- 壁に穴をあけたりトラクタービームを出す装置を出したりといろいろギミックが増えてるけど、空間と空間をつなぐ色違いの穴だけは実装しないところに好感を持てる。
- さすがに砂ミームは旧人類から引き継ぐ必要ないと思う。
私の百合はお仕事です! 13
- 百合と称した強い感情による殴り合いバトル漫画、13巻目。なんとか、なんとかみんな平穏でいられる着地点を見つけてくれ……
- 登場人物がみんなやけに堅牢すぎる信念と年相応の未熟なところの両方を持っていて、かつその歯車の凹凸がちょうどジャストなタイミングでぶつかるような話の展開がうますぎる。いや思想だけが強すぎて性犯罪レベルまでされている方も一人居られますが……
- シフト66の137ページ→138ページの、「果乃子ちゃん、そこだ!前へ前へともがくんだ!」「アッダメだ!いつもの果乃子ちゃんだ!」の展開が様式美すぎる。ギャグか?
- 読者(と舞さん)の胃が持たないので、一巻につき一ページくらいは思春期っぽい展開にびっくりしちゃうひめちゃんを入れてほしい。
- 瞳孔縦長ひめちゃんも一巻につき一コマは入れてほしい。多ければ多いほど良い。
上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花 1~4
- お酒がたくさんでてくる漫画。初見。
- 私はお酒には明るくないのでそちらの話は半分もわからないのですが、コマの流れが独特で作品自体が酔っているような読後感がよい。
- 公式のキャッチコピーとしては「酔っ払いいちゃいちゃガールズコメディ!」とのことですが、これもう「コメディ」という語に収められるレベルの重量感ではなくないですか……?
- この子たち、高そうなお酒やら趣味のものを買っていてお財布事情は大丈夫なんだろうか。
- ジンランちゃん、黒髪ボブ、いいよね……
くまみこ 20
- くまとみこの漫画、最終巻。最後まで鋭いギャグでよい作品でした。
- 続いていく日常を詳細には描写しないけどその欠片を背表紙で一ページだけ語るスタイル、いいね……
- 一番好きなキャラはナナちゃん。ナツとかいうギリゆるキャラで許されるのがメインを張ってるから意識しにくいけど、クマの真の魅力はかわいさと不気味さが3:7くらいの割合で同居してるなんとも形容詞しがたいあのフォルムにあると思う。