縁日ワールド進捗 (1)

現在作っているワールドの途中報告。

はじめに

現在鋭意作業中ですが、近い内にPublicに申請すると思います。

けん玉

前の記事で紹介したけん玉を実戦投入(?)しました。

ホフマンパズル

ホフマンパズル(Hoffman’s packing puzzle)は\(a<b<c\)、\(4a \leq a+b+c\)を満たす\(a \times b \times c\)の27個の直方体を一辺が\(a+b+c\)のケースに充填する問題です。
このワールドでは\(a=40\ \mathrm{mm}, b=50\ \mathrm{mm}, c=60\ \mathrm{mm}\)とし、当たり判定は見た目の外周を1mm削った図形を使用しています。
解法を調べて実際に全部入れ込めるかは一応テストしましたが、ガバガバ物理演算で直方体が吹っ飛んでいくことが多々あるためかなり慎重な操作を要求されます。
このパズルを含めて以降のパズルのほとんどは、遠く(0.5m程度以上)に飛んでいってクリア不能になることがないように初期位置とConfigurable jointで接続しています。

ネットで見つけた解 [1]の1つを苦労の末全部詰めた結果はこんな感じ。
© Unity Technologies Japan/UCL
[1] A. Spiridonov, Hoffman’s Packing Puzzle in 3 and 4 Dimensions, May, 2003.

金魚すくい

ポイと器がpickupできるので一見するとすくえるかのように見えますが、金魚(パーティクル)は当たり判定の瞬間に破壊されるようになっているので拾えません。観賞用です。

(本当はポイを水の中に入れたときだけ敗れるようにステンシル芸をしようと思ったのですが、VRChatではシステム側でステンシルバッファが使用されているらしく正常動作しませんでした……)

花火

特にひねったものではないですが、雰囲気作りに。